帰化の動機書
帰化の動機書とは
帰化の動機書は日本へ帰化したいという自分の思いを伝えるとても重要な書類です。 書くときには、ボールペン等を使用し、すべて本人が手書きで書きます。他人が代筆することや、パソコンを使用することは認められません。
※ 15歳未満の方と、特別永住者の方については、帰化の動機書は免除されています。
気を付けること
大切なことは、自分の思いを自分の言葉で書くということです。ネットで見つけたサンプルをほとんどそのまま書き写しただけ、あるいは一部を自分の状況に置き換えただけで完成させても、それは、あなたの「帰化の動機」ではありません。
また、帰化の動機書は日本語能力を試されているという側面もありますので、ところどころ読みかたの分からない漢字や、自分で意味の分かっていな言葉が含まれているようでは話になりません。 適当に作った帰化の動機書、他の申請書類との齟齬が見え隠れするような動機書では、帰化申請のマイナス要因にもなりかねませんので、気を付けてください。
また、近年、日本のパスポートは国際的に信用がある(ビザなしで渡航できる国数が191か国と多い。中国の場合は75か国。※令和3年1月時点)ということから、「外国人のとしてのアイデンティティは持ち続けたまま、日本国のパスポートが使用できたら便利」という考えで日本の国籍取得を望む人もいるようです。 しかし、当然のことながら、そのような動機では帰化の許可はおりませんのでご注意ください。
書き方のポイント
書き方のポイントは、以下のような内容を自分の言葉で完結にまとめることです。
今までのこと |
■生い立ちについて ・いつどこで生まれたか ・日本に入国するに至った経緯や動機 ・日本に入国してから何をしてきたか |
現在のこと |
■現在の生活について ・今どんな仕事、生活をしているか(学生なら何を学んでいるか) ・素行は善良か(前科や交通事故がなく、納税義務を果たしている等) ・家庭の状況 ・日本での生活の感想 ■帰化の動機について ・なぜ帰化の申請をするに至ったか |
これからのこと |
■日本の社会と自分 ・日本の社会に自分が定着していること ・本国に対する思い(これからも本国に帰る意思がないことなど) ■将来の目標 ・帰化が許可された後、日本でどのように生活し、どのように生きていきたいか(社会貢献等) ■帰化に対する思い ・帰化したいという強い希望 |
※ 誤字の訂正は斜線で対応します。(修正液使用不可)
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